137床の病院です。
主に外科、整形外科、脳神経外科、内科、消化器内科(病棟の診療科は混合です)
高齢化社会で多様化する患者様が増えつつある中で、技術の提供とともに私たち看護部が大切にしていることは、人と人とがつながり合うコミュニケーションです。真心のあるやさしい心をもつ看護師を育て、ひとりの力では成し遂げられないことも、仲間と共に協力することで、より良い看護が提供できると思います。患者様の立場に寄り添い、多くの方に満足いただける看護を届けます。 また、明るくやさしい笑顔も看護技術のひとつです。言葉では伝えきれない思いも、明るい笑顔があれば、思いはきっと心に届けることができます。地域の方の未来を支えていけるように、看護を通じて温かな関係性を育み、困った時に頼られる存在でありたいと思います。
2階個室病棟は、入院した方のプライバシーが守られ、居心地良く過ごしていただけるよう、31床全室が個室となっております。 キッチン、バス、トイレ付の20平米ほどの特別室も4室設けております。廊下は絨毯が敷かれているので、落ち着いた環境になっています。
2階個室病棟は全室が個室という病棟になっております。部屋によって広さや設備の環境は違いますが、衛生面を気になされる患者さんにとっては、洗面所やトイレなどは他の方と共有することはないため、安心して気持ちよくお使いいただけるため、個室を希望される患者さんも増えてきています。また、徹底したプライバシーの保護ができますので、プライベートの空間を大切にしたい患者さんにも、安全で落ち着いた空間の提供ができ、治療にも専念しやすい環境です。 私たち2階個室病棟では、時間外に救急搬送された患者さんや感染症を疑う患者さんの入院も多く、安心して安全な看護の提供ができるように、特に感染対策の徹底に心がけております。新たな感染症が流行しても、感染を拡大させることなく知識や技術を学び、安心の医療に貢献してまいります。また、ひとりひとり丁寧な対応ができるように、接遇面での教育にも力を注いでおります。
3階A病棟は、多床室であり、部屋ごとに一般病床と地域包括ケア病床に分類されています。 一般病床は、治療を必要とする急性期の患者さんを受け入れる病床となります。手術を受けられた方の管理が行き届くように、ナースステーションに隣接したお部屋や重症者の方のための個室も用意されています。 地域包括ケア病床は、退院後のご自宅や入所施設での生活にまだ不安が残る方が、安心して退院までの準備が整うように、経過観察期間の延長やリハビリテーションの継続など、最長60日まで入院していただくことができる病床です。また、退院されるかたの自立度に応じて、各種サービスの導入などの調整を行い、安心して退院できるようにお手伝いをさせていただいています。「地域包括ケア病床」です。
3A病棟は、一般急性期病床と地域包括ケア病床という2つの病床を持っております。入院時から退院を視野に入れた患者支援では、スピード感のある対応を求められ、医師、他病棟の看護師、他職種との情報共有が重要となります。明るく元気のある看護スタッフは、日々のコミュニケーションを通じて、一丸となったチーム作りを心がけております。そして急性期治療を終えた患者さんを地域包括ケア病床へ繋げることで、継続した看護の提供ができる病棟です。 術後の患者さんが安心して安全な治療と観察が行き届くように、スタッフの教育にも力を注いでいます。定期的に医師からの勉強会を取り込み、術後の管理が行き届くように努力しております。 私たち3A病棟は、入院や治療に対する不安を持った患者さんやご家族に寄り添える看護を目指しております。急性期で病状が不安定な患者さんや手術や処置を受けられた患者さんが多いからこそ、私たちの元気なパワーと明るい笑顔を、是非、受け取ってほしいと願っております。
3階B病棟は、障害者病棟となっております。主に座位や体幹保持ができない介護度の高い方や基礎疾患に神経難病をお持ちの方、意識障害の強い方を対象としております。障害のない方でも入院することはできます。長期間の治療、療養が必要な患者さんが安心して入院生活がおくれるように、退院支援に力を入れた看護の提供をしております。 また、長期療養を要する方で、個室での療養を希望された場合に、障害者病棟内には2人部屋が1部屋と個室が2部屋、用意させて頂いております。
3B病棟は障害者病棟であるので、経過が長く、入院日数の長い患者さんも多い病棟です。そのため、日常生活の援助を中心とした看護ケアを充実できるようにしております。その人らしさを尊重した入院生活に近づけるようにするには、何を求められているかを第一優先に考え、患者さんとそのご家族に寄り添うことで、その患者の生き方や思いを積極的に汲み込むようにしています。多職種で行われるカンファレンスでは、患者さんやご家族の思いを取り入れたディスカッションをすることで、満足のいく退院支援につなげていけるようにしております。 優しさと笑顔あふれる3B病棟は、安全・安楽で思いやりのある看護の提供を心がけております。「この病院に入院してよかった」などの感謝のお言葉をいただくこともあり、嬉しい気持ちで満たされるだけに留まらず、これを励みに、さらに質の高い看護ケアを提供できるように、研鑽を重ねて尽力して参ります。 病棟の雰囲気はとても穏やかで、定期的な病棟スタッフ面談を通じて、意見の尊重や働きやすい環境への取り組みにより、職員満足度は髙いと感じております。
当手術室は、おもに消化器外科、整形外科、脳外神経外科の手術を行っています。消化器外科では、傷が小さく、侵襲も最小限に行える腹腔鏡下の手術を積極的に受入れ、新たな器材を導入し、件数も増加しています。 整形外科では、患者さんの生活背景やゴールに合わせた最適な術式を検討し、時には人工関節に置き換える手術も行っています。 脳神経外科では、高齢者の多い慢性硬膜下血腫に対する緊急手術の対応も行っています。 また、頸動脈狭窄症に対して、脳梗塞予防効果も期待できる内膜剥離手術も対応しています。
手術を受ける患者さまやそのご家族さまにとって、麻酔や手術中の状況、術後の創部の状態など、想像しがたい未知なる体験に、不安は膨大となることでしょう。私たちはそんな不安な気持ちに寄り添うため、手術前に患者さまのベッドサイドに足を運び、心に抱えている悩みや気になっている事などを、少しでも安心感に変えられるように努力しています。そして、緊張する手術の当日は、明るく親しみやすい雰囲気で患者さまをお迎えいたします。 また、安全と安楽を提供するために、十分な感染予防対策、事故防止対策、褥瘡対策などに細心の注意をはかり、合併症を最小限とし、早期に社会復帰を目指すことができるよう、医師や技師と共にチーム一丸となって取り組んでいきます。
外来では、一般診療と救急外来、内視鏡を担当しています。一般外来では、多くの診療科の専門医による診療の介助を担い、明るく親切な案内とわかりやすい説明を心がけ、納得して診察や検査、処置が受けられるように、お手伝いをさせていただきます。また、専門的な治療である化学療法や輸血療法では、安全を第一に考え、不安や苦痛の緩和にも重点をおいた支援をさせていただきます。私たちは日々進化する外来診療への知識を得るため、研修や勉強会等の教育活動にも積極的に参加し、熟練した技術の提供ができるように研鑽して参ります。
救急部門では、地域の二次救急を担うべく、一般の方や施設に入所されている方の救急搬送の受け入れを行っています。緊急を要する病状で運ばれた患者さんに、迅速な診断と治療が提供できるように、多職種のチームワークを発揮して対応しています。また、急な搬送に戸惑う患者さんのご家族への声掛けにも配慮ができるように心がけています。
内視鏡部門では、専門的な治療を行うため、内視鏡技師という専門的なライセンスを持つ看護師が中心となり、日々の技術や知識の向上に努めています。上部下部の内視鏡をはじめ、内視鏡を使った治療、処置は、スピーディーに、かつ、身体的に苦痛を最小限にできるように支援させていただきます。